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2011年12月5日月曜日

リーディング公演無事終了!!

チーム「罠」
前列左から:共演の高橋卓爾くん、劇作家のクワンタワさん、私、演出助手の秋葉由美子ちゃん
後列左から:演出の小川絵梨子さん、音楽プロデューサー斉藤州一先生、共演の斉藤直樹さん

12月2日と4日に出演させて頂いた、ITI国際演劇協会リーディング紛争地域から生まれた演劇シリーズ3「動乱と演劇」が無事に終了致しました。
私は、カメルーンの劇作家クワンタワさんが書かれた「罠」という作品に出演致しました。
クワンタワさんは、とてもとても大きな愛に溢れているスーパーステキなスウィートなチャーミングなお方。大きな愛と強い信念を持っておられる。
カメルーンでの演劇の意味は、日本でのそれとは違う。もっと、強いのだ。それはstrongではなく、powerfulということ。自分たちの存在意義や政治的意味、社会問題、そういった事を含んでいる。勉強になった。刺激になった。改めて自分と演劇の関わり方を見つめ直したいと思った。なぜ、私は演劇をやっているのか。

この公演、たったの2回、されど2回。
とてもとても勉強になりました。個人的に。
学ぶ事だらけだった。発見も多かった。再認識する事もあった。あぁやっぱりか、と受け入れる事もあった。考えたり思ったり感じたり。悩んだり迷ったり凹んだり。
リハーサル回数が少なくたって公演回数が少なくたって、そういのって関係ないんだとつくづく実感した。どんな状況だって、その作品に向き合う事に変わりはないのだ。
だからこそ、作品に対して常に真摯で謙虚で誠実でありたい。あらねば。ならない。

とにかく自分の力不足を実感した公演だった。ハッキリ言って、久々だ、こんな気持ちになったのは。
悔しいけど、いいことだ。
戦うのだ。負けないのだ。挑むのだ。

そう、NYにいた頃の私は、常に戦っていた。俳優としても一在住者としても。それがいいかどうかは分からないけれど。だって多分、いつもピリっとしてたし、力んでたし、でもそうしないと生きていかれなかったし。気が緩むと、あっという間に負のエナジーに足を引っ張られて行くのです、NYという土地は。だから、何かと戦っていないと生きていかれなかった。
だけど、日本に帰ってきてから、なんとなく、戦わなくなってた。戦う場があまりないというか、戦わなくても生きていかれるというか。

これじゃいかん。
多分、私は戦っていたい生き物なのだ。戦っていたいし、向上し続けたい。そうだったなぁ、NYにいた時も、イライラしたり調子が悪い時というのは大体足踏み状態が続いていた時だった。あの、前に進んでない感じがイヤなのだ。

それは、常に結果を出し続ける、という事ではない。結果はついて来るものだから。でも、結果を出すために常に進み続けていたい。歩き続けていたい。自分に挑戦し続けたい。戦い続けたい。

そうか。これに気がつくための公演だったのだ。思い出せってことだ。

足を運んで下さった皆様、関係者の皆様、チーム「罠」の皆、本当にどうもありがとうございました。お世話になりました。個人的にとても良い機会を頂けた事に、感謝致します。