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2017年8月27日日曜日

8月26日

昨日1日毎日ブログを休んだら、すっかり休み続けたくなってる私です。みなさまお元気ですか。
でも8月が終わるまであと数日。頑張って書きます。

ここで何回かお話した(と思う。違ったかな?)、
今書いている脚本の話です。
4月から、ある高校で演技のクラスを担当しています。
俳優とか歌手とか芸能関係を目指している子達です。
演技はほぼ全員が未経験、というところからのスタートでした。
4月から、とはいえ、私はまだ10回ほどしか授業を行っていません。
でも、みんなとても楽しそうにジェスチャーゲームやシアターゲームや
エチュードに取り組んでいます。

で、この秋に小さな発表会があり、
彼らのために新作を書いています。
出番やセリフや役割をなるべく平等にしてあげたい。
と思いつつ、それなりにドラマを描こうとすると、
全員平等というのは本当に難しい。
だって、誰かは物語を引っ張らなくちゃいけない。
それを邪魔する人もいなくちゃいけない。
そうしないとコンフリクトが生まれない。
セリフは、頑張れば、ある程度は同じ数に出来る。と思う。
全く同じは無理でも、なるべく同じは目指したい。
まぁまぁ同じ、も可。

ただ、この世界は、演劇も芸能も、
いつだって競争だし、選ばれる者と選ばれない者とに分かれるし、
勝ち抜き戦だし(敗者復活もあるけど)、
とにかく、不平等です。
そのことは、伝えてある。
でも、それは、彼らがこの業界に残る以上必ず直面する事実だから、
わざわざ授業料を払っている学校でそれを体験しなくても良いのではと思うのです。

とはいえ、どうしたって、
私が担当するクラス内での評価というのは執筆に影響を与える。
例えセリフの数はなるべく平等を目指したとしても、
役割を平等にするのはなかなか難しい。
もちろん、全員が大事な役だし生徒なんだけど、
でも全員に平等に均等に同じ量の役割を担わせるのは、難しい・
で、その役割を考えるときに私がひとつの指針にしているのは、
授業態度です。
積極的に参加しているか、宿題はやってきているか、能動的に発言しているか、
たった10回のクラスでも何かを吸収し成長しているか、などなど。
もちろん、今後は分からない、
後期にググッと成長する子がいるかもしれない。
いたら嬉しい。

台本は、平等だったり不平等だったりするでしょう。
でも、演出としては、もれなく彼ら全員が一人残らず輝くようにしたい。
彼らの成果発表。
初めてのセリフ。初めての稽古。初めての人前での演技。
この発表会を通して、何かを学んで欲しい。経験して欲しい。

そしてとにかく、来週のクラスまでには脱稿しないとな!!