忘れないうちに、東京での日々に紛れてしまう前に、書き残しておきたいことがあります。自分のために。とかいって、これ公開日記だけど。
今回のNY滞在は、東京に移り住んでから１年３ヵ月後で、５月に行ったとき以来の５ヶ月ぶり。到着した日かその次の日には、自分自身も勘違いしちゃうくらいにNYになじんでいて、もう住んでないというのが信じられない感じ。会う人会う人にも、まだ住んでるみたい、とか言われてたし。一緒に日本から行ったみのりんには、ゆりちゃんがこんなにイキイキしてるの初めて見た早く歩けるんだね、と言われ、チエコにはNYに戻ったら？と言われたよ。っていうか、東京での私ってどないなん？
非常に忙しくて、スイミン不足の日々だったけれど、とっても充実した濃厚な滞在でした。メインは、もちろんリハーサル。っていうか公演。その合間に、歌のレッスンを２回、アクティングのレッスンを３回。舞台を５本。ワシントンDCに行き、大切な仲間達とたくさん会って楽しい時間を過ごし、演劇仲間に会って刺激を受け、新しい出会いもあって、来年の仕事のオファーを受け、チエコとそのお友達がNYに来て、たまにはお買い物もして。
東京でのアウトプットの連続に不安と焦りを感じていたので、NYでのインプットの毎日に幸福感を感じました。レッスンや観劇はもちろん、仲間と話すだけでも街を歩くだけでも刺激的で、何もかもをインプット。自分の中をだいぶ満たすことができた。俳優として、芸術家として安心感を得る。よかった。幸せ。たくさんインプットできたことは、今回の滞在で２番目に大きな収穫。
１番の大きな収穫は。
NYにいる自分が、いかに心地よくノビノビと呼吸をできるのか、を知ることが出来たこと。そしてそれを知ったと同時に、いかに東京での自分が、息を詰まらせ身動きを不自由にして何かに合わせようと無理をしていたのかを知った。これは、仕事もプライベートも含めて、「東京で生きる」ということに関してね。これは、自分がいけなかった。自分らしさ（ってなんじゃらほいって気もするけれど）を失って、呼吸が苦しくなってることに気がつかなかったなんて。愚かである。
でも、今は分かる。何が「自分らしさ」なのかが。だから、これからは、その「自分らしさ」をどうやってこの東京生活になじませるか。ここ東京で、とうやってノビノビとイキイキと自分らしく生きていくのか、を探していくことになる。
自分のために、がんばる。
私にはNYにも東京にもたくさんステキな仲間がいるから大丈夫。幸せ者じゃい。
多謝。
i love you so much, ny!!
